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竜を継ぐ者(33)イチャラブエッチって気持ち良い②



「――美奈……美奈……ッ!」

 強く引き寄せられた括れが、グイッと腹部に押しつけられる。
 下腹部に、彼女のツルツルな恥丘がぴったりとくっついた。美奈のサラサラな肌の感触が、抽挿による摩擦でダイレクトに伝わり、ゾクゾクする。
 その摩擦に淫核が巻き込まれているのか、美奈もゾクゾクとした顔をで悶える。アケビの先で起立した豆が、ジャングルに埋もれながらズリズリと強く擦られた。
 背が強張ったかと思うと、柳腰がクネッと猥らにグラインドした。

「あ~~~っ……滝が――きゅ、んん!!だ……んぁあああん!らめぇもう――もうムリぃ……あああっああぁああぁぁあぁ――――!!」

 腕の中で幾度となく、ピクピクと痙攣したかのうような動きで陶酔する美奈は、クリトリスで先ずオーガズムに達したようだ。
 蕩けるような愛を施された女の子の一番感じる場所も、僅かな刺激にも耐えられなくなっていたのだ。
 肯定するように、絶頂の余韻を受けた女性自身の疼きがすぐさま到達する。

「ああっああっ……い――いくいく……そんなにシたら…………ッ!!」

 耐えるようにビクビクと身体を捩じらせる、愛しい人の何とも悩ましい姿。小さな尻と細い肩を腕の中でエロティックにクネらせて、ゾクリとするほどセクシーだ。
 ギュウっと締めつける膣道が、離れたくないと甘えた動きを見せる。

「良いよ……」

 多くを語らず、言葉少なに美奈に到達を促した。
 絶頂を煽るような言葉を、レ●プ時に散々投げかけてしまった事を真吾は悔やんでいた。美奈を酷く傷つけたあの行為の記憶を、思い起こしかねない言葉を使いたくはなかった。
 彼女をもう、傷つけたくない。
 美奈を愛しいと認識した時に、大切なのだと気づいた時に――。
 心に懐いたのは、恐れ。
 躊躇がまだあるのか、美奈の顔から真吾は不安を感じ取った。美奈をやんわりと抱きしめると、真吾は美奈の目を見つめながら囁いた。

「昇って良いよ、抱きしめててあげるから。昇る美奈をずっと抱きしめててやるから、怖がらずに昇って……」

 チュッ……と、喘ぐ唇にふんわりと口づけると、美奈は安らいだような柔らかな笑みを浮かべた。
 美奈の無意識下に眠る、恐怖の残像は終わりを告げたのだ。
 気散じた表情にそれを感じ取った真吾は、心の底から安堵した。
 美奈の心の傷《トラウマ》を自分が癒し切れるのか、本当のところでは真吾も不安だった。精神医学に精通してるでもなく、ただ美奈と思いが通じ合っただけの自分に、どこまでできるのかと。
 ありがとう、美奈。
 少し自分に、自信が持てた気がするよ。美奈の安らいだ笑顔は、僕の永遠の宝物だ……。
 唇に、頬に――繰り返し口づけながら、強く……けれども柔らかく、花を握るような抱擁で、真吾は美奈を包み込む。
 ぴたりと密接した柳腰を、巧みなグラインドで揺すってやると、彼女の白い尻がゆさゆさと扇情的に蕩揺した。始めはゆっくりと、そしてだんだんと激しく。隙間のない蜜壷の中で膨張が揺すられると、蕩ける肉が切なく求めた。

「ふあっ…………たきが……わ、く……好きぃ……大好き……!!いく……いくいくいく!!ああぁ――――――!!」

 感悦の涙に微笑むイキ顔は、ゾクゾクするほど可愛かった。その顔だけでもムラムラするのに、好きなんて言われながら絶頂されたら……。
 マジで堪らんと、射精を激しく訴えるジュニアが震える。アクメの伸縮にその身を擦られながら、狭い膣道でビクビクと武者震いした。

「膣《なか》では射さないから、僕もイかせて貰って良い?」

 すぐにでも腰を振りたい衝動を抑え込みながら、美奈に射精を強請る。
 膣内射精を躊躇うのは、堕児が死んだからという理由も確かにある。だが本音はのところは、レイプの|心の傷《トラウマ》からやっと開放された美奈を、思いやりたい気持ちが一番にあった。
 膣内射精した瞬間に見せた、強いショックを受けた美奈の表情が忘れられなかった。

「だ――射して……あの、なっ…………膣《なか》で……っ」

 美奈の言葉にギョッとすると、美奈の顔を凝視した。同時に、心臓が頭を突き破ってしまいそうな程にドキッと高鳴る。
 弾け飛びそうな理性を、真吾は必死に繋ぎ止めた。

「えっ……み、美奈――い……良いの?だってさっきは……」

 言いかけてハッとする。
 バカバカバカ!トラウマを拭ったばかりの彼女に、何を言おうとしてるんだ!
 しかし美奈は、健気に笑って見せると首をふるっと横に振った。

「さっきと今では全然違うの。大丈夫だから……」
「で――でも……」

 愛しい人に情欲を誘うような顔で、膣内射精を強請られたら――そりゃあ、ヤバいくらいに興奮するに決まっている。
 マズいくらいに昂ぶったチンコは、美奈の膣《なか》で脈動しっぱなしだ。
 射精したい腰が、抽挿を要求するように勝手に動きそうになるし、真吾は何とか微かな理性を振るい立たせて、振りたい誘惑に必死に耐えていた。
 嗚呼……こんなに僕を悩ませて、美奈は意外に子悪魔だ。
 誘惑的な恋人の言葉に、戸惑いながらも眼差しに熱が篭る。それを受け取る美奈の眼差しも、熱を帯びていた。
 羞恥を浮かべた顔は艶やかに花咲いて、しとどに濡れる双眸はキラキラと瞬く。うっとりするほど美しく、とても猥らな劣情を誘う美奈の恥じる表情――その顔のまま、美奈は誘惑的なお強請りを続けた。

「たっ……滝川くんのが欲しい……なっ――膣《なか》に。滝川くんのなら……嫌じゃないの。い……イクなら私の膣《なか》でイって欲しい……!」

 興奮したペニスは倍に脹らみ、美奈の|膣《なか》を著しく圧迫した。美奈も強請って興奮したのだろうか、膣道をギチギチに締めつけくる。
 もう理性の限界だ。すぐにでも美奈を激しく犯したい……。

「理性が飛びそう……止めてって言っても、聞けないからね。覚悟して?」

 耳元で、息も荒く情熱的に囁いてやると、ボッと火を噴くように美奈の顔は真っ赤に染まった。
 焦る美奈の表情があまりに可愛らしくて、ますます欲情してしまう。
 深く、深く――疼きの箇所を解すように、緩やかな速度でペニスを抽挿させる。口づけで塞がれた唇から、美奈の悩ましい声がくぐもって聞こえた。
 頭を支える指に美奈の髪が触れて、ほんの少しこそばゆい。押しつけるように口づけながら、背を徐々に傾斜させていくと、美奈の体躯がしな垂れ掛かるように胸に寄せてきた。
 キスにうっとりとしている彼女の柳腰をズンと強襲すると、ビリビリと響く痺れに不意に襲われた美奈は、双眸を一瞬だけ大きく見開く。
 その瞳をジッと見つめながら、気が遠くなる程の快楽を、甘えるように預けられた肢体に何度も叩きつける。逃れたいのに逸らす事も躊躇われる――戸惑うように揺れる彼女の双眸が、恥らうようにキュッと細められた。
 彼女の顔の向こう側に、突き上げた白い桃尻が度々見え隠れして、何とも扇情的な光景――ぞくぞくとする感覚に腰がブルッと震えた。

「――はあっ、はあっ……美奈、そろそろイクよ……」
「あぁ~っ!あぁ~っ!たき……滝川くん、私もまた……!」

 射精を強請る腰の動きがだんだんと早くなる。
 押し潰された脹らみが強い挿入で上下に揺られ、裸の胸板に堪らない肉感と共に、起立の感触をも生々しく伝えてくる。
 もう一度達しようとしている蜜壷が予兆を見せた。ペニスに走る、ギュッギュッという堪らない締めつけ――一気に高まる、愛する女への種付け衝動。ずりゅずりゅと力強い抽挿で、膨張を捩じ込むように出し挿れる。

「美奈イク――射すよ!?膣《なか》に全部……ッ」
「あっあっあっ……射して、美奈の膣《なか》に……滝川くんの、せーし射してぇ!!み……美奈もまたイク!!」

 絶頂しようとする、膣道の強烈な締めつけ。それを剛直で捩じ開けながら、深部にズンと突き挿れる。
 美奈のエロい膣内射精のお強請りに、強烈なエクスタシーを感じながら、舞い上がりそうな衝動を開放させた。ビュルッビュルッ――栓を開放したホースの先のように、子宮口で荒ぶる雁首が、子種をどぴゅどぴゅと吐き出す。愛する男の味をしっかりと教え込むように、子宮に子種を植えつける。

「――射てる……美奈の膣《なか》で滝川くんの、せーし……いく……いくいく!!またイク……ん!!ああっああっあっあっあっあああぁああぁあ――――――ッ!!」

 愛する男の射精を子宮に受けながら、美奈もまた達する。
 舞い上がり浮遊しそうな体感の中、身体を絡ませあいながら、二人で昇り続ける最高のエクスタシー。途方もない幸福感に共に包まれ、同じ至福を共有し、共に堕ちていく――。
 例えようもないほど幸せで、感傷のように甘く切ない……涙が出るような幸福感だった。
 心を合わせた相手と共に昇る感覚は、満ち足りたような不思議なものだった。セックスは快感を得る為だけの行為では無く、愛する人と喜びを分かち合う為の、心を重ねる行為なのだと真吾ははじめて知った。
 どんな名器も、どんな美女も、愛する人には敵わない……。
 人を好きになるとは、愛する人を抱くというのは、こういう事だったんだなと真吾は思った。

小説家になろう・ノクターンノベルズでも連載中です◇










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2018/08/13 00:00 | 竜を継ぐ者~黄の刻印の章(世界はエッチと愛で救われる)COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

竜を継ぐ者(31)もう一度、僕の腕の中で②



 大丈夫、落ち着け……顔は影になってるから、美奈には見えていないはずだ。真吾は心を落ち着けると、美奈の頭を労わるように撫でた。
 施されたレ●プの記憶を、美奈の身体は無意識に覚えているようだった。
 それは本人にも知覚できないレベルで無意識記憶に刷り込まれ、在る状況下に措いてのみ引き起こされているのだと、真吾は気がついた。
 自分自身へのショックも然ることながら、美奈の方がよっぽど心配だ。
 このような残酷な事実、とてもではないが本人には告げられない。とはいえ、止める事も責任放置するみたいで論外だった。
 何より、美奈を他の男の手に委ねたくない……。
 今この手にいる美奈は自分だけのもので、心も身体も、心の傷《トラウマ》でさえも、全て自分のものだ。それがただの独占欲であろうと、嫉妬であろうと……真吾は、他の男に美奈の心の傷《トラウマ》を触らせたくなかった。だからこそ、美奈をもう一度抱く。
 僕の腕の中でもう一度、美奈を女にする……。
 頬を指で撫でながら、触れるだけのキスを繰り返し施していく。
 たまに甘噛みするように啄ばむ唇に、気まぐれに耳垂に触れる指先に、美奈は痺れたように眉を顰めた。
 その唇が少しずつ唇を離れて、耳朶や首筋をゆっくり丁寧な口づけが蕩けさせていく。感じ入る美奈の息もだんだんと上がってくると、待ちわびた唇が胸元に向かった。
 丹念に唇が餅のような肌に押しつけられ、口づけが柔らかな脹らみを愛しむ。焦らすような乳房の愛撫に、瑞々しい体躯がエロティックに乱れ捩れて、とても悩ましげだ。美奈の息がだいぶ弾んできた頃――すぐに山の頂には向かわずに、お椀のような脹らみをじんわりとねちっこく口づけた。

「――はぁはぁ……はあ……滝川く……あっ、たきがわくぅん……ッ!」

 素肌とピンクのコントラストを舌先がなぞると、美奈は声を荒げ始める。
 虫刺されが腫れた程度だった美奈の頂点の脹らみが、BB弾の如く肥大しピンと起立している――凄い……と真吾は思った。これが本気で感じさせられた時の美奈のおっぱい……。
 それを自分が施した愛撫によるものだと認識すると、堪らない興奮と万感胸にせまるような喜びが、心を凌駕し熱く満たす。

「美奈のおっぱい凄くエッチだ。乳首こんなに大きくさせて……」
「は――恥ずかしい……よ、滝川くん……」

 知覚させられた美奈の突起は、更に膨らんだ。愛する男の前で、まるで見られる事こそ喜びなのだと表現するように、ムクリといやらしく存在をアピールする。
 はしたなく勃起した脹らみを、真吾は驚きと喜びの入り混じる顔で視姦した。思い人の熱視線で廉恥が頂点に達した美奈は、美しい双眸を恥じるように歪める。

「見つめられて感じちゃった?可愛いよ美奈、凄く可愛い……」

 何だろうなこの気持ち。劣情でもない、興奮とも違う……感動はしてるけど少し違う。今までに体験した事のない不思議に昂ぶる気持ち――彼女の肌に触れ、魅せられる仕草に感じて……甘くも切ない感傷が、心を翻弄する。
 焦らし続けた萌芽を愛おしむように、舌先が優しく円を描く。やがて味わうように唇が食むと、温かい粘膜が起立を包み込んだ。

「――あ……っ!!滝川く……あん、あはああぁん!す――凄いの!変になっひゃうぅ……ふああぁあぁ!」

 腕の中の小さな体躯がビクビクと跳ねるように引き攣った。
 まるで到達したかのような深みに嵌る声は、自分を見失うように激しく、彼女の口からは聞いた事もないような猥らな響きをしている。悦楽に浮かされた双眸はとろんと幸せそうに笑んで、堪らなくスケベで情欲を誘う……レイプした時と全く違う様相を呈し、素直に感じ入る姿を美奈は見せてくれた。
 素顔の美奈に魅せられて、惹きつけられる。
 ぞくぞくと全身の肌が粟立つと、先走りで竿まで濡らしているペニスがビクビクと震えた。

「ヤバい……凄ェ可愛い。何なんだこれ、こんな気持ちはじめてだ――美奈、君の身体をもっと可愛がってあげたいよ」

 星空に、優しい雨が降る。
 例え言葉がなくても、その涙を見れば彼女の心はわかるから。
 微笑むような泣き顔に、狂おしいほどの思いが募る。胸が張り裂けそうな程に愛しくて、身を切るように酷く切ない――美奈が堪らなく欲しい。
 その時に真吾は、はじめて知った。
 これがきっと、好きという感情なのだと。
 真吾は、突き動かされるように美奈の唇を塞ぐ。口腔内へ舌が滑り込むと、舌先が丹念に口の粘膜を愛撫する。
 美奈を求めるように口づけながら、真吾は制服のジャケットを脱いだ。ワイシャツのボタンを外していくと、意外とがっしりとした健康的な肌の胸板が夜の外気に晒された。

「え?な――何で脱いで……どうして滝川くんまで……!?」

 上半身を肌蹴させた胸板に、ドギマギとした恥じらいを浮かべる美奈。見たいけど見てられないというような、恥じらいたっぷりの美奈のテレた仕草が、グッとくるほど女の子らしい。
 初心な恥じらいが可愛くて、思わず笑みが浮かんでしまう。

「僕の首にしっかり掴まって」
「首に……こ、こう?」

 美奈の腰に手を回して、引き寄せるように細い体躯を持ち上げる。

「――えっ!?きゃ……っ」

 フワリと身体が浮き上がると、美奈は可愛い声で悲鳴を上げた。小さなお尻が膝の上にちょこんと乗ると、美奈と対面座位で抱き合った。
 可憐な双丘にギュッと胸板が押しつけられる――寄り添うように、ピタリと重なる二人の鼓動。

「覚えておいて、僕の熱……心の底で構わないから。僕の熱を、美奈に覚えておいて欲しいんだ……」

 美奈の瞳を真っ直ぐに見つめながら、真吾は消えそうな微笑みを浮かべた。その微笑みを、瞬ぎもせず見つめていた美奈の双眸が、潤りと揺らめいた。

「――忘れない……忘れないよ、絶対に。好き、大好き……滝川くん……」

 僕も好きだ――突いて出そうになる、たった今気づいたばかりの本当の気持ち。
 両思いなら余計に告げられない呪縛の言葉だと真吾は思った。恋人になってもならなくても美奈は囚われ続けて苦しむ。そんな辛い思いで美奈を縛りたくない。
 だから最初で最後の我侭を、どうか許して。
 どうしても、美奈と素肌で抱き合いたかった……。

「僕も忘れないよ。美奈の素肌の感触も暖かさも全部――忘れないから」

 嬉し悲しいような美奈の哀切この上ない表情は、この時間が永久ではない一夜で消える、幻のような時間だと理解してくれてる顔だった。
 涙を零すまいとする気丈な姿が、まるで恋慕に気づいた心を責め苛むように胸をギュッと締めつける。
 美奈の素肌を胸に感じると、切なさがグッと込み上げた。愛する人を素肌で抱く最初で最後の感触を、真吾は大切にじっくり噛み締める。

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2018/08/11 00:00 | 竜を継ぐ者~黄の刻印の章(世界はエッチと愛で救われる)COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

竜を継ぐ者(30)もう一度、僕の腕の中で①



「――っぷは……」

 唇が開放された美奈は、空気を求めてその唇に深く外気を吸い込んだ。外気を求める唇は唾液で艶めいて、薄く開かれた双眸はまるで熱に浮かされたように夢見心地。堪らないくらいソソる美奈の表情――思わず抱きしめる手に力が篭ってしまう。
 ギュッと身体全体に押しつけられる、柔らかい美奈の肢体。ふんわりとした胸の起伏やなだらかなお腹のライン……その全ての肉感が、真吾の身体に体温と共に生々しく伝わってくる。
 興奮を抑えきれずに、腰が僅かに前後に動く。ビクビクと脈動する雁首が、しとどに濡れる彼女の割れ目をなぞるように浅く抉った。
 美奈は外気を仰ぐ可憐な唇から、甘い声を微かに弾ませた。

「どうしよう……ごめん。美奈が抱きたい……」

 本当に思わずといった感じで、真吾はボソリと呟いた。
 美奈は、小さく「えっ?」と、聞き返すように驚いた。
 確かにこんな状況だから、誰が目の前にいてもエッチしたくなったとは思う。だけど、性欲だけで抱きたくなった訳じゃない。
 抱きたいと思ったのは、美奈が欲しいから……。

「…………いいよ」

 はにかむように俯きながら、コクリと頷く美奈。
 消え入りそうな諾了の声に、無理はしていないかと真吾は不安になる。

「無理……してない?」
「――うん。してない」

 上を向いた時に見せてくれた、彼女の微笑みにキュンとときめく。
 求められた事を悦ぶ、乙女の恥じらいがほんのりと浮かんだ美奈の笑顔……抱かれたいと望む美奈の心が、何となく伝わってきた。

「美奈――今だけ僕のものになって欲しい。僕も、今だけは君だけのものだよ」
「――滝川くん……」

 美奈の漆黒の瞳は、まるで天上の星を全て奪ったように輝いて、うるりと揺れたかと思うとしとどに濡れた。
 溜息が零れそうな程に美しい彼女の双眸を見つめながら、愛でるようにそっと唇を奪う。押しつけられた唇が啄ばむように彼女の唇を甘噛みすると、美奈は陶酔するような吐息を静かに洩らした。
 ゆっくりと沈むように、ベンチに倒されていく美奈の肢体。
 細い肢体の上に、意外としっかりとした真吾の身体が被さると、後ろ髪が惹かれながらも唇が離れていった。
 見下ろすような真吾の影が、美奈の瞼を霞めたその時に、異変は起きた。
 美奈の肩が、何もないのにビクリと震えたのだ。
 肩を竦ませるように、まるで放心している時に肩を叩かれたような、そんな反応。僅かではあるが、身体も緊張したように強張っている。
 次第に美奈の身体は微かに震え始めた。
 今までそのような雰囲気はまるでなかったのに、どうして突然……身を寄せてやると不思議な事に、震えも治まり緊張も解けて、美奈の身体は何事もなかったかのように平常に戻った。
 そういう事か……。

「…………?滝川くん、どうしたの……?」

 思わず動きを止めてしまったからか、美奈が不思議そうな顔でこちらを見ていた。

「あ……いや、何でもないよ」

 真吾は、ぎこちなく微笑んだ。

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2018/08/10 00:00 | 竜を継ぐ者~黄の刻印の章(世界はエッチと愛で救われる)COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

竜を継ぐ者(28)ファーストキスは星空の下で①



 体温循環が始まり、身体を密着させた箇所が熱を感じ始める頃には、マズい事にペニスはギンギンに勃起していた。
 どうしたらと焦っていると、美奈が静かに尋ねた。

「ねえ、滝川くん……どうしてキス、してくれたの……?」

 そんな話を振られるとは思わなかったので、少し驚いた。
 眦や頬にしたキスを言っているのだと思うが、真吾は自分でも正直なところ、口づけた理由はわからなかった。

「どうしてかな……君の涙を見るのが辛かったから……かな」
「罪滅ぼし……みたいなもの?」
「違うよ……いや、そうなのかな。ごめん、自分でも良くわかってなくて。気づいたらしてたよ……」

 キスの衝動の原因が涙なのかどうか、その辺りは真吾も良くわかっていなかった。
 だが男である自分は、確かに女性であれば抱けるし、きっとキスもできる。
 だとしても、フッと湧き出る衝動は誰に対してでも起こる訳ではない。言葉にするには難しいこの気持ちは……誰にでも生まれるような感情では、ないと思う。
 そうであるなら、彩夏を抱いた時に彼女にもキスしてたはずだ。キスしたくなったのは多分、美奈だから……。

「……一つだけ言うなら、はじめてなんだ。僕が自分からキスした女の子は……」
「私が……はじめてって……あの、滝川くん……」

 どう受け止めればというような戸惑いに、美奈の瞳が揺れる。
 美奈は気づかないのだろうか。
 気があるのかなとか思いそうなものなのに、気づかないのか?
 美奈は言葉にしなければ、確信を持つ事ができないほど自信のない子なのかも……あまりに察しの悪い美奈に、真吾はそう結論づけるしかない。
 ズルいかもしれないが、美奈がそんな女の子で助かった。

「ごめんね、僕も自分で何故なのか理解できてないんだ……」

 困窮した表情に感じ取ったのか、美奈はそれ以上は聞かないでいてくれた。

「唇には……してくれなかった癖に……」

 思わずホッとしていると、美奈は拗ねたように唇を尖らせた。その表情が堪らなく可愛いくて、胸がキュンと疼いた。

「ただでさえ処女を奪ってしまうのに、ファーストキスまで奪うなんて……」
「奪ってくれて良かったのに!変なところで律儀だよ……滝川くん!」

 美奈のあまりに必死な表情に、抑えていたものが抑えられなくなってしまう。指でクイッと美奈の顎を持ち上げながら、親指の腹で彼女の唇をゆっくりと撫でる。ぷくっとした唇の脹らみ……その柔らかさを知覚すると、真吾は堪らなく口づけたくなった。
 それでも美奈に無理強いをしたくなくて、その欲をギリギリで抑え込む。

「煽ると今からでも……奪うよ。どんなに僕が我慢してると思ってるんだ」

 突然のアゴクイに美奈の顔がカアッと染まる。ドキドキと胸が高鳴るような美奈の表情に、歯止めが利かなくなりそうで怖くなった。

「――いい……奪っていい……」
「他の女の話を聞かされても、応えられないって言われても猶……はじめてが僕でいいって言うの?」

 絡み合う視線に心音が早まる。
 美奈に自分を忘れさせてあげないといけないのに、彼女の唇に口づけたくて堪らなくなる。相反する気持ちに揺れる心に、まるで美奈はお構いなしだ。

「それでも滝川くんがいい。私のはじめてをどうせなら全て奪って……!」

 美しい双眸を切なく揺らめかせて、情熱的にキスを強請る。
 こんな言葉に抗える男がいるだろうか。

「大崎さん……」

 至近距離で美奈と視線が絡み合う。
 もう止まれそうにない。
 美奈に口づけたい。抱きしめて、花のように柔らかそうな唇にキスしたくて堪らない。
 彼女は僕が好きだし、僕も美奈に惹かれてる。
 今の二人を、誰も邪魔はしない。
 ここまで来てしまったのなら、せめてひと時の間だけでも夢を見せてあげたい。
 消えてしまう夢の時間であっても、今だけで良いなら……。

「今だけ――美奈って呼んでいい?」

 心に触れるような微笑みで、真吾は静かに囁いた。
 頷く美奈の眦に、涙がキラリと光る。

「ごめん――まさか泣かれるなんて……」
「違うの、嬉しいの……名前が特別なものになったみたいだから……」
「そう言って貰えるなら、僕も嬉しいよ……美奈」

 美奈はそっと目を閉じた。
 美奈のキス待ち顔が可愛いくて、その顔を良く見たいと思った。それを邪魔する前髪に、そっと手を掛けたその瞬間、弾かれたように美奈が反応し……髪を払う事を、美奈は拒んだ。

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